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2015年1月23日金曜日

01/23/2015 EURの戻り売り

昨日のECBは予想より少し(500億ユーロ/月→600億ユーロ/月)多い結果となった。

これにより日銀の金融緩和と同額程度となった為、EURは対円での下落が確定となり円高へ変更になったとみられる。目標がどこかはわからないが、EURJPYは月足で100円〜140円のレンジだったので、まずは120円を目指すとみている。

その為、今後は戻り売りを狙いたい。現時点では1時間足雲下限(135.10-20)をターゲットとして、1時間足上限(135.70−80)を次のターゲット(未達の可能性が大きいと考えるが)としてみている。

現在は売り指値135.17で考えている。

また、一昨日のカナダ利下げの影響で、オーストラリアとニュージーランドの利下げ圧力となることも考えられる為、こちらも戻り売りを考えている。

2015年1月22日木曜日

01/22/2015 本日公表されるECBによるQEの中身は?

今月最大のイベントとなっているECBによるQEについて事前の予測では5000億ユーロとされていたが、
As everyone knows by now, tomorrow the ECB will announce a QE plan that monetizes some €50 billion (and maybe more) in European government bonds per month, although Greece may be left out in the cold. It is also the reason why while European stocks have priced in more than 100% of the full impact of a €1 trillion QE, those gains are about to be wiped out. Here's why according to Panmure Gordon.
参照: http://www.zerohedge.com/news/2015-01-21/panmure-draghis-qe-will-fail-2015-will-be-year-great-unwinding

500億ユーロ/月 = 6000億ユーロ/年

微増。しかし明らかに少ない金融緩和であり、ただの延命としかならないと考えられる。
(ユーロ圏は

なお、EU圏内の経済状況は国債価格上昇(金利低下)からデフレ状態となっているのがわかる。そこから考えると、ECBの緩和策は国債と債権の購入による金融緩和のみだがこれではデフレからは抜け出せない為、よりいっそうのデフレ化が進むだろうと考える。

緩和を縮小したFRBと、緩和を開始するECBではEUR売りとなるのだが、デフレ深刻化となればEUR買いとなる。催促相場となるのか、パニックが起こるのか、これまでは材料出尽くしによるEUR買い戻しが噂されていたが、動向が見えなくなってきたと感じる。

なお、緩和規模を
1兆ユーロ/年
以上を公表することがあれば、円高、ドル高になり素直にEURの売り&戻り売りと考えている。