日足が限界値に達していたと見えたところにECBで大きく反転してようやくEURUSDのEUR買い玉解消へと進みつつあるようにみえ、明日12月16日に予定されているFOMCの利上げについても日足の雲下限を目処にした反落からの反転買いがあるのでは無いかと見ている。
NZDUSDは、売り玉が上昇をして買い玉を逆転しているが、買い玉があまり減少していない。上昇のスピードと総数から考えると一度反落をした後に反転上昇を狙いたい。(Fig:01)
日足の雲下限、週足の雲上限付近をバックに買い場を探したい。
Fig:01 NEW ZEALAND DOLLAR |
この場合のターゲットは0.90 -- 0.85付近と考えている。
USDJPYは、こちらも日足では一旦ターゲットに到達した感じがみえる。しかし、JPY買い玉は解消されていない為、上昇したところではJPY買い場を探したい。(Fig:03)
Fig:02 SWISS FRANC |
この場合のターゲットは日足上限の123.00付近とみている。
EURUSDは、日足でのEUR売りが停滞してしまいECBの発表をきっかけにEUR買い戻しへと反転している。今回がEUR買い玉最後のチャンスとなるのであれば、目標は1.20付近と考えている。(Fig:04)
Fig:03 JAPANESE YEN |
直近では明日12月16日のFRB利上げでの日足下限をバックにEUR買い戻しを狙いたいと思っている。この場合は1.08付近での買い戻しと考えている。
AUDUSDは、レンジが狭い中で売り玉が上昇している。この事から上昇幅はEURに比べて少ないとみている。(Fig:05)
Fig:04 EURO FX |
EUR買い戻しが急激な場合は、EURAUDでのAUD売りが入ると考えており、この場合はUSD買い方向に動くとみている
Fig:05 AUSTRALIAN DOLLAR |
Fig:06 VIX FUTURES |
やはりFOMC利上げがポイントになりそうに思える。
GBPUSDは、買い玉よりも売り玉の上昇が増加傾向にあるが、年間を通じた上限に買い玉が到達している事から、こちらはGBP買い方向にレートは進んでいくとみている。(Fig:08)
Fig:07 U.S. DOLLAR INDEX |
ただし、チャートの日足をみると反落を示唆しているので、1.500付近が分かれ目となりそうである。しかしながら週足チャートをみるとGBP買いとなりそうにみえるので、USD売りが強いようであれば、買い玉の解消方向へとすすみGBPは再度1.600を目指す事になりそうとみている。
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