しかし、反対側の売玉が増加しているようにも見えない為、買いに転換しても大きく上がらずに下げを続けるのかもしれない。
NZDUSDを追いかけてきたが、次の動きがあるまで様子見となりそうである。
USDJPYは建玉の売り買い両方が均衡し始めている点が特に気にかかる。(Fig:03)
Fig:01 NEW ZEALAND DOLLAR |
次に、USDCHFであるが、下落後の反発によって日足の雲上限を超えている。建玉はあまり変動していないものの、反転の傾向は出ている。(Fig:02)
日足の雲下限下抜けてくるようであれば、再度CHF買いが続き買玉の解消に向かうと考えている。
Fig:02 SWISS FRANC |
先週の116円台をつけた急落の際に円の売り玉が急増したと考えているが、同量となった時は両方のポジションを解消しにいく事が多いので、「セリング・クライマックス」になっている可能性が高い。
日足ボックス相場または、ダブルトップであれば116円台前半は達成ポイントである。ただし買玉が解消されていないで売玉が増えているという事は121円〜116円で上下動のうちに収束されていくのではないかと見ている。
EURUSDは1.16を達成後に下げてきているが、このEUR買いでも買玉は解消されていない。(Fig:04)
しかし売り買いの割合は反転を示している為、このまま再度EUR買いに動いて買玉を解消しつつ年内パリティ予測に向かって再下落すると考えている。
ここからは気になった2つの銘柄を追加で確認する。
Fig:03 JAPANESE YEN |
しかし売り買いの割合は反転を示している為、このまま再度EUR買いに動いて買玉を解消しつつ年内パリティ予測に向かって再下落すると考えている。
Fig:04 EURO |
1.AUDUSD
2.VIX
の2つである。
AUDは先週の下落により0.700付近までさげて現在は0.71--0.72付近をうろついているところだが、建玉を確認してみると、買玉が微増しているのが分かる。(Fig:05)
売玉はUSDJPYとは違いほとんど増減していない。また、日足をみてみるとRCIは底を売って反転しているように見える。AUDUSDは再度上昇を見据えているような形に見えるので、0.7000切れからの反転を拾ってのAUD買いを考えてみるのが良いと考えている。
この事からも「セリング・クライマックス」も裏付けられるように思える為、次の急落があったとしても着いていく(下落方向への玉を増やす)ような状況とはならないと思えるので注意が必要であると考えている。
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