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2013年11月13日水曜日

11/13/2013 ドルストレートのドル買い継続。

昨日のドルストレートでは、ズルズル下げから一時的にショートカバーが入り値を戻しそうな雰囲気があったが、抵抗線を越えられずに下落を開始した。

今朝の東京時間での動きでも、ドル買いが継続している為ドルストレートのドル買いで考えている。しかし、これがロンドン、NY時間でも続くのかは慎重に行くべきところだ。執筆時でも下落分が戻ってしまう状況であるので、値動きには気をつけたい。

明日は、イエレン次期FRB議長の議会証言の日である。話題は、もちろんテーパリングの開始時期と規模だろう。

雇用統計の結果が良かったからか、開始を宣言させられるという意見も世にはあるが、個人的には無いと思っている。


テーパリング開始が可能な場面とは、完全に経済回復に軌道が移った場合以外に無いと考えているからだ。米国では、株価の市場最高値を更新がされているところではあるが、デマークの言っている、大恐慌期のチャートと現在のチャートが似ている、と言う事が気になっている。つまり、テーパリングを始めた後に世界の経済が縮小していって、結果として株価のクラッシュ時期と重なってしまうとイエレンはFRBの威光を潰してしまい、今後どころか即退場となりかねない。

また、TPP締結の意図から分かるようにどこの国も経済が落ち込んでおり、他国の需要を奪い合う事のみを優先させている。これは、つまり国内経済が回復する事が無くなる、と言う事を意味しているとみている。

この状態でテーパリング開始する程経済学者としての能力が低いとは聞かないので、バーナンキ路線を踏襲しつつ先延ばしするのでは無いかとみている。

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